アメリカ海兵隊、岩国基地の残るF-35B 6機を配備 計16機に

アメリカ海兵隊、岩国基地の残るF-35B 6機を配備 計16機に

ニュース画像 1枚目:11月9日に到着したF-35B
© U.S. Marine Corps photo by Cpl. Carlos Jimenez
11月9日に到着したF-35B

アメリカ海兵隊は、2017年に岩国海兵航空基地(MCAS)に配備するF-35BライトニングIIのうち、当初2017年8月配備予定の6機について、11月9日(木)に配備を開始しました。第3海兵航空団の第121海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-121)グリーンナイツが運用する6機で、すでに1月に配備されている10機とあわせ、同基地のF-35Bは計16機となります。Stars & Stripesの日本版のJapan Stripesが報じています。

今回のF-35Bの6機は、AV-8Bハリアーの8機を更新するもので、すでにハリアーは6月に別基地へ移動済みです。これにより、岩国基地は、超音速短距離離陸機と垂直着陸機である第5世代戦闘機でF/A-18ホーネットやAV-8BハリアーIIよりもミッション半径が大きい機材で俊敏性の確保、運用上の柔軟性、戦術的優位性を確保します。

なお、この配備に伴い、山口県では最近相次ぐ航空機の事故などを踏まえ、最大限の安全性の確保を目的に、機体の整備点検、パイロットへの安全教育など徹底した安全対策の実施、日米合同委員会合意や岩国日米協議会における確認事項を遵守した運用をアメリカ側に要請するよう、中国四国防衛局に申し入れています。

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