航空専門サイト「フライトグローバル(Flightglobal)」は、ロッキード・マーティンF-22Aラプターの酸素供給システムに問題があり、有効な対策が立てられていないと報じています。
F-22Aは2月中旬にもアラスカで3名のパイロットが低酸素症となり、1日間飛行停止となっていました。
2010年11月の墜落事故も機上酸素発生装置 (OBOGS=Onboard Oxygen Generation System)が故障し、パイロットが緊急酸素供給システムに切り替えている最中に、誤って地表へ激突してしまいました。
OBOGSの故障は、エンジンコンパートメント内に原因不明の酸素漏れがあり、火災防止装置が作動してOBOGSに空気の供給が絶たれたことが原因とみられています。