ボーイング、P-8Aポセイドン量産1号機をデリバリー

ボーイング、P-8Aポセイドン量産1号機をデリバリー

ボーイングは2012年3月6日、P-8Aポセイドン哨戒機の量産1号機をアメリカ海軍に引き渡したと発表しました。今回引き渡したのは2011年に低率初期生産契約された13機のうちの1機で、フロリダ州ジャクソンビル基地で乗員訓練に使用されます。

P-8Aポセイドン哨戒機の量産1号機

P-8Aはボーイング737-800をベースとした対潜水艦戦、対水上艦戦、情報収集、観測、偵察を任務とする哨戒機です。アメリカ海軍ではP-3哨戒機と置き換えるため、117機を導入する予定です。

今までに飛行試験用に6機、地上試験用に2機の試作機が作られ、メリーランド州パタクセントリバー基地ではすでに1,500時間以上の飛行試験が実施されています。2013年には初期運用能力を獲得する予定です。

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