全日空(ANA)は2017年12月14日(木)、Orient Aviation誌が運営する「パーソン・オブ・ザ・イヤー」で、ANAホールディングスの伊東信一郎取締役会長が2017年の受賞者に選定されたと発表しました。
香港に本社を置くOrient Aviation誌は1993年に創刊されたアジア太平洋地域の航空事情をカバーする航空専門の月刊誌で、その年に最も突出した成果や業績を残したエアラインの経営者に毎年「パーソン・オブ・ザ・イヤー」賞を授与しています。
伊東会長が同賞を受賞するのは2011年に続き2度目で、同賞を複数回受賞するのは、同氏がはじめてとなります。2009年にANAの社長に就任後、リーマンショック直後の厳しい状況を乗り越えるための改革を手がけたビジネス手腕と、世界のリーディングエアラインとなる礎を築いてきた創造力とリーダーシップが評価されています。
なお、「パーソン・オブ・ザ・イヤー」には、過去にガルーダ・インドネシア航空のエマーシャ・サター氏、シンガポール航空のチュー・チューン・サング氏、エアアジアのトニー・フェルナンデス氏選ばれています。ANAグループでは、今後も顧客満足と価値創造で世界のリーディングエアライングループを目指していくとしています。