大阪市消防局の出初式、消防ヘリは水難救助やホイスト救助訓練を展示

大阪市消防局の出初式、消防ヘリは水難救助やホイスト救助訓練を展示

ニュース画像 1枚目:AS365N3ヘリコプターでホイストを使用した救助活動
© 大阪市消防局
AS365N3ヘリコプターでホイストを使用した救助活動

大阪市消防局は2018年1月6日(土)の10時から12時まで、大阪市住之江区のアジア太平洋トレードセンター(ATC)で「平成30年 大阪市消防出初式」を開催します。2018年の出初式は、大阪市消防航空隊はAS365N3ヘリコプター、機体番号(レジ)「JA100F」と「JA050F」の2機の参加が予定されています。

大阪市は出初式の詳細を発表しており、このうちヘリは、機械部隊分列行進と救助総合訓練に参加します。機械部隊分列行進では、機械部隊指揮者の号令に続き、消防ヘリコプター、消防艇、消防車両、大阪建物解体工事業協同組合及び全国クレーン協会の重機、警察車両、自衛隊車両、DMAT カー、日本赤十字車両、海上保安庁巡視艇が行進します。

救助総合訓練のうち、「水難救助訓練」では海上に漂流している人を、消防ヘリコプターと消防救助艇が連携を図り救出する様子を展示します。消防ヘリコプターが上空を旋回し、海面に漂流している人を発見し、消防救助艇「ゆめしま1号・2号」が救出します。上空の消防ヘリコプターから、航空救助隊員1名がホイスト降下し、漂流している人をホイストで吊り上げ、消防ヘリコプターに収容します。

さらに、「ヘリコプターホイスト救助訓練」では、高層ビルの屋上や水難現場、山岳地域等の地上からの救出が困難な場所での救助活動を展示します。当日はオズ棟屋上にいるバスケット担架に収容された負傷者を、消防ヘリコプターから降下した航空救助隊員1名が消防ヘリコプターのホイストを活用して、機内へ収容救出し搬送します。

展示イベントの後は、観覧席前に「市民と消防ふれあいコーナー」が設られ、起震車による地震体験やミニ消防車での記念撮影、消防車両の展示が実施されます。

期日: 2018/01/06
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