JALとJR東日本、東北/九州間の相互送客で取り組み 鉄道&航空ツアー販売

JALとJR東日本、東北/九州間の相互送客で取り組み 鉄道&航空ツアー販売

ニュース画像 1枚目:E5系新幹線、イメージ
© JR東日本
E5系新幹線、イメージ

日本航空(JAL)と東日本旅客鉄道(JR東日本)は2017年12月27日(水)、東北観光推進機構と九州観光推進機構の協力を得て、東北エリアへの送客の推進を目的に、九州エリアと相互送客に取り組むと発表しました。

鉄道と航空を盛り込んだ旅行商品を設定し、旅行会社に対して地域観光素材の紹介や販売を行います。東北/九州間の移動は航空機を利用し、九州発は東北地方の鉄道を利用する周遊ツアー、また東北発で九州地方の鉄道を利用する周遊ツアーを、JTBメディアリテーリング、クラブツーリズム、阪急交通社、びゅうトラベルサービスが設定します。

例えば、阪急交通社の九州発東北行き商品「郷愁の青森秘湯・憧れホテルゆったりお寛ぎの旅 2泊3日」は、往路にJALの福岡/仙台線、復路は青森から経由便で福岡へ、地上移動に東北新幹線を利用し、八戸の古牧温泉、八甲田ロープウェイ、奥入瀬渓流温泉、津軽鉄道、ワラッセなどを巡ります。旅行代金は198,000円からと設定されています。

JTBメディアリテーリングの東北発九州行き商品「ハウステンボスと九州いいとこどり4日間」では、往路に仙台などを出発するJAL便で長崎に移動し、観光(D&S)列車「ゆふいんの森」の乗車など九州周遊観光を楽しみ、福岡からJAL便で仙台空港などに帰着します。

取り組み期間は2017年12月から2018年3月までですが、4月以降の実施も検討されています。JALはこれらの取り組みにより、地域観光振興につなげていく狙いです。詳しくは、JALウェブサイトを参照ください。

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