JAC、5月7日から伊丹/但馬線の1日2往復にATR 42-600を投入

JAC、5月7日から伊丹/但馬線の1日2往復にATR 42-600を投入

ニュース画像 1枚目:JACのATR 42-600 「JA01JC」
© 兵庫県
JACのATR 42-600 「JA01JC」

日本航空(JAL)は2018年1月18日(木)、2018年度路線便数計画を公表、このうち日本エアコミューター(JAC)が5月7日(月)から、伊丹/但馬線にATR 42-600の投入が決定しました。

JACの伊丹/但馬線は現在、36席のサーブ340Bで1日2往復便を運航しています。この便数に変更はなく、これまで通り伊丹発は8時45分のJAC2321便、17時のJAC2323便、但馬発は9時50分のJAC2322便、18時5分のJAC2324便で、座席数はATRへの変更で48席に増加します。

伊丹/但馬線のATR 42-600導入にあたり、兵庫県が路線の安全、安定的な運航を維持する目的で機材更新の費用を負担しています。兵庫県がJACへ機材更新向けの負担額として10億2,000万円、さらに兵庫県が但馬空港ターミナルへの補助として17億1,000万円を提供しています。これにより、JACは但馬線以外にATRを利用する場合にリース料が発生し、毎年度ごとにJACは但馬空港ターミナルへ支払います。

JACは2017年1月に同社初のATR 42-600を受領、同年4月から定期便での運航を開始しており、サーブ機を更新しています。座席配列はサーブが「2-1」でしたが、ATRは「2-2」となり、通路幅が広く、手荷物収納スペースも拡大します。

ATRの導入にあわせ、但馬空港にも搭乗スロープの導入が予定されています。JACはATR導入に伴うバリアフリー化も実施しており、この対応が評価され、JALとあわせ「第11回 国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞しています。なお、但馬空港で2017年10月27日(金)、伊丹/但馬線への新型機導入を前にATR 42-600の見学会が開催され、お披露目が行われています。

期日: 2018/05/07から
メニューを開く