草津白根山の噴火と雪崩発生、消防庁や陸自がヘリコプターで対応

草津白根山の噴火と雪崩発生、消防庁や陸自がヘリコプターで対応

気象庁は2018年1月23日(火)、群馬県の草津白根山が噴火した模様とし、本白根山鏡池付近からおおむね2キロメートルの範囲で、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒するよう噴火警戒レベル3として、入山規制を発表しています。

消防庁によると、草津国際スキー場で雪崩や噴石による被害が発生し、重傷2名、軽傷1名で、さらに確認が進められています。群馬県は災害対策本部設置 し、地元消防機関が指揮隊、ポンプ隊、救急隊など7隊、群馬県内から消防応援の9隊が出動しているほか、埼玉県消防防災航空隊へ応援を要請しています。

この雪崩発生に関連し、群馬県知事は陸上自衛隊相馬原駐屯地の第12旅団に対し、人命救助などを目的とした災害派遣が要請されています。これを受け、立川駐屯地の陸自東部方面航空隊から映像伝送機のUH-1が1機、情報収集のため現地で活動しています。

噴火を受けて政府も、総理官邸内危機管理センターに官邸連絡室を設置し、関係府省の連携と対応にあたります。

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