アフガニスタンのカム・エアは、2018年1月20日(土)にカブールのインターコンチネンタルホテルで発生したタリバンの襲撃により、同社乗務員が死亡したことを受け、運航規模を縮小せざるを得ない状況となっています。
タリバンの襲撃時、同社の乗務員およそ40名がホテルに滞在しており、このうちウクライナ人スタッフ7名、ベネズエラ人スタッフ2名の計9名が亡くなりました。このテロでは、ホテルで20名超が犠牲になっています。
この事件に伴い、同社の外国人スタッフがアフガニスタンを離れ、乗務員の不足に陥っているほか、残るスタッフも乗務へ精神的な影響が及ぶとして運航便が半減しています。この事件前、同社は1日30便程度を運航しており、乗務員を安全な場所に居住させるなどの対策も求められることから、しばらくの期間は運航規模を縮小せざる追えない模様です。