札幌市、「丘珠空港の利活用に関する検討会議」報告書骨子案を発表

札幌市、「丘珠空港の利活用に関する検討会議」報告書骨子案を発表

ニュース画像 1枚目:札幌丘珠空港
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札幌丘珠空港

北海道と札幌市で設置する「丘珠空港の利活用に関する検討会議」では2018年1月、報告書骨子案を発表しました。同会議は2016年7月に丘珠空港の課題や役割など様々な観点から検討し、利活用の促進策を協議する場として設置され、丘珠空港の利活用策について議論を行うための情報をケーススタディとして提示することを目的とし、平成29年(2017)度末に報告書の取りまとめを予定しています。

骨子案では、調査・検討項目として、一括民間委託など道内空港の動向、地上交通機関の動向、航空機の低騒音化・必要滑走路長の短縮化、地方航空路線の動向、滑走路端安全く行く(RESA)の確保を「丘珠空港を取り巻く環境の変化」として挙げています。

また「丘珠港が抱える課題」として、同空港の制約要因となる必要滑走路長の検討、発着枠拡大、運用時間延長、除雪・雪対策に加え、空港アクセスの改善、認知度に関する課題を挙げています。

検討会議では丘珠空港を、道内航空ネットワークの拠点空港、道外や国外を結ぶ都市型空港、道内医療を支える空港、防災機能を持つ空港、ビジネスジェット機利用に対応する空港、報道・測量等で利用する小型航空機基地として、幅広い分野での役割を担うとして、2018年度から市民・有識者等の意見を踏まえ、利活用策について議論していきたいとしています。詳しくは、札幌市のウェブサイトを参照ください。

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