海上保安庁は2018年5月19日(土)と5月20日(日)の2日間、東京湾羽田沖で巡視船艇・航空機が参加する「海上保安制度創設70周年」記念観閲式・総合訓練を開催します。海上保安庁は観閲式・総合訓練を2012年6月に開催後、2013年度から管区外から巡視船を派遣するなど尖閣諸島の警備に注力するため、観閲式を中止しており、今回は6年ぶりの式典となります。
「海上保安制度創設70周年記念観閲式・総合訓練」は、船艇・航空機の観閲、関係機関によるパレード、巡視船艇と航空機による警備救難業務に関する各種訓練を披露します。開催当日は、一般公募の抽選で両日あわせ約2,000名がヘリコプター搭載型巡視船に招待されます。正午ごろに出港、17時ごろに入港する予定です。
応募は普通はがき、または海上保安庁ホームページから手続きができ、受付となります。応募は、代表者一人1通、または1回限りで、同一人から複数の応募が確認された
場合、重複分の応募は無効となります。
応募条件は安全面を考慮し、乗船者を小学生以上とし、小学生の応募は保護者の同伴が必須です。そのほか、妊娠中の方、健康に不安のある方、介護者の同伴が必要な方、歩行に際し補助具などが必要な方や車椅子を利用される方は、事前に海上保安庁総務部政務課政策評価広報室観閲式係へ問い合わせください。
なお、2012年の開催時には、アメリカ沿岸警備隊からHC-130が参加、ベル212やベル412、シュペル・ピューマなどヘリコプターによる海難救助や密輸容疑船捕捉などが見学できました。また、海保ウェブサイトでライブ配信も実施されました。
■(参考) 海上保安庁観閲式2012 14:35~ 海上保安庁観閲式及び総合訓練 開始 14:38~ 観閲式 (第一小隊、第三小隊) 14:42~ 観閲式 (船艇パレード) 14:44~ 観閲式 (航空機) 14:47~ 航空機パレード 14:48~ 放水展示訓練 14:49~ ヘリコプター編隊飛行訓練 14:53~ 人命救助・海上防災訓練 15:09~ 密輸容疑船捕捉・制圧訓練開始 15:20~ 高速機動連携訓練 15:29~ フェアウェル