JALの787、ビジネスは「2-2-2」、エコノミーは「2-4-2」

JALの787、ビジネスは「2-2-2」、エコノミーは「2-4-2」

日本航空(JAL)は2012年3月25日、同社初の787-8型を導入します。この機内仕様はビジネスクラス42席、エコノミークラス144席の合計186席となることが発表されました。ビジネスクラスのシートは「JALシェルフラットネオ(JAL SHELL FLAT NEO)」が採用されました。

ビジネスクラスの座席配列は「2-2-2」で「JALシェルフラットネオ」も777で採用したシートが肘掛け間の対比で約5センチメートル幅広になり、座席幅は約54センチ、座席ピッチは約153センチ。タッチパネル式の個人テレビモニターは15.4インチを採用しています。

エコノミークラスは座席配列は「2-4-2」を採用。レカロシートで、777との対比で横幅は約2センチ広くなり、肘掛け間の座席幅は約47センチ、座席ピッチは79センチです。タッチパネル式のモニターは10.6インチ。ビジネスクラス、エコノミークラスともユニバーサルPC電源、USBポート、RCAジャックが配備されています。

機材としては全日空(ANA)と同様のため、大型化された窓、電子カーテン、客室照明のLED採用といった点は同じ。ただ、LED照明はJALオリジナルの照明プログラムを導入し、四季の表現や食事がおいしく見える、睡眠、起床が快適になる設定を採用したと言います。また、すでに発表している世界初の機内エンターテイメント漫画「SKY MANGA」などJAL独自のサービスも導入されます。

就航する路線は、4月22日の成田/ボストン線は決定していますが、その他は成田発着でモスクワ線、デリー線、シンガポール線、羽田発着で北京線、シンガポール線を予定しています。また、サンディエゴ線、ヘルシンキ線の就航でも787が投入されます。

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