岡山県は、岡山空港の利用者を増やすPR活動、定期便の増便、新規路線開拓のチャーター便やLCC誘致を進めるそうです。岡山県が空港利用者に聞き取り調査を実施、その利用者はアジア方面の国際線の新規開設、岡山/札幌線の通年運航、羽田線の増便を強く望んでいることから、新設や増便に向けて活動します。
国際線の新規就航先の希望は、以下のとおり。
・アジア方面:44%
=>東南アジア:14%
=>台湾:11%
=>香港:9%
・北米方面:9%
<回答数:4532件>
国内線の希望はこちら。
・札幌線の通年運航:55%
・羽田線の増便:20%
<回答数:2610件>
札幌線の通年運航は全日空が季節運航している便。2011年5月1日から10月29日までの季節運航が決まっています。ただし、要望の多いアジア行きの直行便は就航していません。岡山空港に就航する便は下記のとおり。
国際線 | 航空会社 | 便数 | 国内線 | 航空会社 | 便数 |
---|---|---|---|---|---|
ソウル線 | 大韓航空 | 週7便 | 羽田線 | JAL、ANA | 1日9往復便 |
上海線 | 中国東方航空 | 週7便 | 那覇線 | JTA | 1日1往復便 |
大連線 | 中国東方航空 | 週1または2便(火、土) | 新千歳線 | ANA | 1日1往復便(5月〜10月) |
北京線 | 中国東方航空 | 週1または2便(火、土) | |||
グアム線 | コンチネンタル航空 | 週2便(月、金) |
なお、岡山空港の利用者の割合は、全路線で岡山県居住者が43%、関東圏が37%、中・四国が10%。羽田線は岡山と中・四国、関東圏でほぼ半々、札幌線では88%が岡山と中・四国の利用者。国際線は岡山県の利用者が全路線でほぼ6割、中・四国の利用者が9割近くを占めています。