JAXA、晴天乱気流検知システムの飛行試験を実施 777貨物機を使用

JAXA、晴天乱気流検知システムの飛行試験を実施 777貨物機を使用

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の航空技術部門は2018年3月9日(金)、三菱電機と協力し、晴天乱気流検知システムの飛行試験を「エコデモンストレーター・プログラム2018」を開始していると公表しています。2月22日(木)にはボーイングフィールドの格納庫で、試験に使用する777貨物機の機体と、搭載する試験機器がメディア、地元学生向けに公開されています。

「ボーイングエコデモンストレーター・プログラム」は、航空機の安全飛行と環境性能の向上を実現するため、様々なテクノロジーを実際の航空機に搭載して、飛行試験を行うものです。初の飛行試験は、アメリカン航空の737-800を使って2012年に行われました。

2018年のエコデモンストレーターでは、フェデックス・エクスプレスの777貨物機を使い、JAXAの乱気流検知装置を含む30種類以上の技術をテストし、安全飛行の向上、効率的な飛行ルートの確保、燃費の改善につなげることをめざしています。詳しくはJAXAのウェブページを参照ください。

期日: 2018/03/09から
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