成田空港、4月から「航空機落下物被害救済支援制度」を運用開始

成田空港、4月から「航空機落下物被害救済支援制度」を運用開始

成田国際空港(NAA)は2018年4月1日(日)から、「航空機落下物被害救済支援制度」を創設、運用を開始します。

「成田空港に関する四者協議会」で2018年3月13日(火)に締結された「成田国際空港の更なる機能強化に関する確認書」に記載された実施事項で、航空機からの落下物と疑われる事案が発生した場合、NAAが地域住民と航空会社との間に入り、迅速かつ丁寧な調整を行うなど、地域住民の負担減少に向けたサポートを手がけます。

具体的には、見舞金、立替金の支払いを行います。成田空港を離着陸した航空機からの落下物と認定された場合、NAAから所定の見舞金が支払われます。落下物で生じた損害賠償は、引き続き航空会社が行います。

また、落下物と認定されたものの、その原因となる航空会社を直ちに特定することができない場合、迅速な落下物被害救済を図るため、NAAが被害者に一時的に立替金を支払います。NAAは航空会社が特定された後、当該社に求償します。

NAAは、航空機からの落下物と思われる部品や氷塊などを発見した場合、最寄りの市町の空港担当部署へ連絡、夜間や土日で空港担当部署につながらない場合には、NAAフライトインフォメーションへ連絡してほしいと説明しています。

期日: 2018/04/01から
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