ANA、羽田空港の新整備場地区で自動運転バス導入に向け実証実験を実施

ANA、羽田空港の新整備場地区で自動運転バス導入に向け実証実験を実施

全日空(ANA)は2018年4月3日(火)、ソフトバンクグループのSBドライブと共同で実施している自動運転バス導入に向けた実証実験の様子について、ウェブサイトで紹介しています。

2月25日(日)に実施された実証実験では、羽田空港周辺の公道周回コースで、自動運転バスに必要な運行管理を支える遠隔監視システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」を使用し、遠隔操作を検証しました。

当日は、システムが運転し、システムで対応できない場合のみ車内の運転手が運転を行う「レベル3」と、免許を持った運転手が遠隔で運転を監視し、緊急時のみ係員が対応する「レベル4相当」で実施されました。その結果、実験コースの1.4キロメートルを安全に走行でき、実験は成功しました。

なお、「Dispatcher」は遠隔操作できるだけでなく、車内映像にAIを活用して乗客の姿勢を認識し注意などを促したりすることが可能で、乗客の安全確保にも配慮されています。

ANAグループでは、2020年以降に空港での実用化を目指し、段階的に自動運転実験に取り組んでいく予定です。詳しくは、ANAのウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/02/25
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