ボーイングとライアンエアは2018年4月24日(火)、737 MAX 200の25機について、オプション権の行使を合意したと発表しました。これにより、確定発注は135機となり、2019年前半に初号機の納入が開始されます。
この発注により、契約額は現在のカタログ価格で30億ドルとなり、1994年にライアンエアがボーイングへの発注を開始してから通算の契約機数は650機超となります。ライアンエアは737-8-MAXをベースとした座席増加型の737 MAX 200の導入で、経営目標に掲げる年間旅客数2億人を目指します。
ライアンエアは保有機すべてがボーイング機で、737-800を430機超と737-700を1機で構成、機齢はおよそ6.8年とヨーロッパの航空会社でも若い機材を保有しています。737 MAXの導入で燃料削減、騒音抑制を図ることができます。また、737-800を189席で構成しているところ、737 MAX 200は197席と8席増やすことで1便あたりの座席数の増加と、運賃の低廉化を維持することが可能になります。