エア・カナダは2018年5月2日(火)、中国公安部から新たな規定が発表されたことを受け、中国に入国する外国人渡航者を対象に指紋の採取を開始したと発表しました。
これは4月27日(金)から施行されており、空港をはじめ、中国のあらゆる国境検問所で、入国管理官が指紋を採取しています。14歳から70歳までのすべての外国人渡航者が対象で、中国のパスポートを所持する方と互恵待遇協定の受益者は対象外となっています。
これにより、中国は他国と同様、外国人渡航者から指紋とその他生体情報を収集することになります。
なお、この措置は2017年2月から深圳宝安国際空港で試験的に開始されている対応で、順次拡大されており、北京や上海・浦東でも実施されています。