ウェストジェット、787導入で新塗装を公開 初号機は737 MAXで

ウェストジェット、787導入で新塗装を公開 初号機は737 MAXで

ニュース画像 1枚目:ウェストジェット 新塗装
© WestJet
ウェストジェット 新塗装

カナダの格安航空会社(LCC)のウェストジェットは2018年5月8日(火)、2019年初頭に受領する787-9ドリームライナーに施す新たな塗装、機内仕様を発表しました。ウェストジェットは787の導入にあわせ、グローバルネットワーク航空会社へとビジネス拡大を測る計画で、新たなステップを踏み出します。

この787-9はビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミーと3クラスで構成します。デザインはイギリス・ロンドンの設計コンサルタント会社、PriestmanGoodeが担当し、客室テーマは「カナダ」を意識し、落ち着きのある雰囲気を演出しており、エコノミーは高山湖、プレミアムエコノミーはオーロラ、ビジネスクラスはカナダの夏を意識した色調が採用されています。このうち、ビジネスクラスは、タッチスクリーンサービスとオンデマンド・ダイニングを実現し、レイフラットマットレス、寝具の用意とターンダウンサービスも実施します。

新たなロゴと航空機の塗装は、Ove Brandが担当し、「WestJet」のフォントをブリスに変更し、現代的な様相となっているメープル・リーフのシンボルマークは継続されます。大きな変更は「West」を含めた文字がすべて同一色になります。また、カナダの公用語の英語とフランス語で、左側に「The Spirit of Canada」と右側に「L'esprit du Canada」が主翼付近にそれぞれ記されます。

新塗装は2018年に納入される新造機から採用される予定で、再塗装は通常の整備サイクルで実施されます。新塗装は6月に導入される737-8-MAXの新造機で、初めて登場する予定です。

なお、ウエストジェットの787-9の契約は、10機確定、オプション10機の発注で、すべての機材が新たなシート、インテリアを搭載、新ロゴが施されます。

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