シンガポール航空、シルクエアを統合へ 客室もアップグレード

シンガポール航空、シルクエアを統合へ 客室もアップグレード

シンガポール航空(SIA)は2018年5月18日(金)、同社グループのリージョナル航空会社、シルクエアの大規模な客室プロダクトのアップグレードと、シンガポール航空への将来的な統合を発表しました。

1億ドル以上をかけた投資プログラムでは、シルクエアに新たなフルフラットのビジネスクラス、またビジネス、エコノミーの両クラスに座席背面の機内エンターテイメントシステムを導入し、シンガポール航空グループとしてより一貫性のあるサービスの提供を目指します。

客室アップグレードは座席サプライヤーのリードタイムなどの理由から2020年から、また、十分な機材に新プロダクトが搭載されてから統合を予定しており、詳しいスケジュールは、確定し次第発表されます。

シルクエアは1989年にトレードウィンズの名称で、東南アジアのホリデーデスティネーションをメインとした航空会社として設立され、1992年にシルクエアに改名しました。近年はリゾートエアラインからフルサービスのリージョナル航空会社としてアジアに拡大し、現在16カ国、49都市に就航しています。

なお、シルクエアの保有機材は、A320ファミリーが11機、737-800と737 MAX 8が22機で、全てを737に移行中です。詳しくは、シンガポール航空のウェブサイトを参照ください。

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