ルフトハンザドイツ航空は2018年6月1日(金)、10機目のA350-900を受領しました。機体番号(レジ)「D-AIXJ」で、地名にちなんだ愛称は「エアフルト(Erfurt)」と名付けられました。
新塗装の同機は、拠点とするミュンヘンに同日昼にフェリーされ、6月9日(土)と6月10日(日)には、ミュンヘン・フランツヨーゼフシュトラウス空港で予定されているイベント「ファミリー・アンド・ミュージック・デイズ」のメインの催し物として機内が公開されます。このため、6月9日(土)は11時から17時まで客室を見学できます。
ルフトハンザドイツ航空のA350-900は、昼夜のリズムにあわせられるよう設計されたLED照明システムを導入した世界初の旅客機で、ドイツの照明デザインアワード「German Lighting Design Prize 2018」で特別賞を受賞しています。
また、最も先進的で環境に優しい長距離機材として、同規模の機材と比較し、ジェット燃料25%、排出ガス25%を削減し、離発着時に静粛性の高い機材となっています。座席配置は、ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー224席の計293席を装備しています。
なお、ルフトハンザは羽田/ミュンヘン線にA340-600で運航していましたが、6月からA350の投入を再開しており、A350は6月に週3便、7月に週5便、8月から全便がA350-900となる予定です。詳しくは、ルフトハンザ・グループのウェブサイトを参照ください。
※エアフルト/エルフルトで表記が混在していましたが、配信後に「エアフルト」に統一しています。読みにくくご迷惑をおかけいたしました。