スペースシャトル計画の本来のミッション、宇宙へのフライトは終えましたが、それを輸送する747はまだ勤務を続けています。
747-100型を改造したシャトル輸送機、機体番号(レジ)「N905NA」がスペースシャトル「ディスカバリー」を2012年4月17日、ケネディ宇宙センターから空輸を行います。このフライトはケネディ宇宙センターからワシントン・ダレス国際空港へ向かうもの。ワシントンではディスカバリーが降ろされ、4月19日から、ダレス空港に隣接するスミソニアン航空宇宙博物館新館にコンコルドなどと共に展示されます。
シャトルは展示しますが、輸送機は2機のうち日本航空(JAL)の「JA8117」として活躍した1機はすでに退役、NASAのSOFIAプロジェクトのために「N747NA」機の部品取りとして保管されています。そして、今回、シャトルを輸送する「N905NA」と、NASAの747の動向も注目されるところです。