C-5ギャラクシー、初飛行から50周年 RERPでC-5Mに

C-5ギャラクシー、初飛行から50周年 RERPでC-5Mに

ニュース画像 1枚目:C-5
© Damien A. Guarineri / Lockheed Martin
C-5

ロッキード・マーティンは2018年6月26日(火)、ジョージア州マリエッタ施設でC-5ギャラクシー戦略輸送機の50周年を祝いました。式典にはジョージア州知事をはじめ、ロッキード・マーティンの従業員、アメリカ空軍の代表者などが参加しました。

C-5ギャラクシーは、1968年3月2日にリンドン・ジョンソン大統領が出席し、マリエッタ施設でロールアウトし、同年6月30日に初飛行しました。C-5Aは1968年から1975年に81機、1985年から1989年にはC-5Bが50機、製造されています。

アメリカ空軍で最大の航空機として、78トンのM1A1エイブラムス戦車2台、またはヘリコプターなどを搭載できます。このため、アメリカ軍の作戦時には長距離航空輸送を担い、緊急輸送などでその能力を発揮しています。

現在は、アメリカ空軍とロッキード・マーティンはC-5の近代化計画(RERP)で契約を締結し、耐用年数を少なくとも2045年まで延長します。これにより、信頼性、効率性、保守性、可用性が向上します。RERPに対応した機体は、C-5Mスーパーギャラクシーとして当初は52機の契約でした。

この式典で展示されたC-5は、ウェストオーバー予備役空軍基地に配備される機体で、数週間で再納入される予定です。

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