シンガポール・セレター空港、2018年末に供用 ファイアフライが運航

シンガポール・セレター空港、2018年末に供用 ファイアフライが運航

ニュース画像 1枚目:セレター空港 新旅客ターミナル
© Changi Airport Group
セレター空港 新旅客ターミナル

チャンギ・エアポート・グループは2018年7月4日(水)、シンガポールで運営するセレター空港の新たな旅客ターミナルを2018年末に供用開始すると発表しました。すでに本格運営に向けた一時利用許可を当局から取得したと明らかにしています。

新しい旅客ターミナルビルの床面積は10,000平方メートルで、現在のターミナルの6倍以上に拡大します。およそ8,000万シンガポールドルの予算で建設され、2019年以降の旅客需要の増加を折り込み、年間70万人の処理に対応できるよう設計されています。出発エリアにはチェックインカウンターが4箇所、6つの入国審査レーン、セキュリティスクリーニングステーションが2箇所、およそ200人の乗客を収容できる搭乗待合室が設けられています。

定期便の就航について、マレーシアのファイアフライ航空がシンガポール・チャンギ空港で発着するスバン、イポー、クアンタン線の3路線をセレターに移管します。すべてターボプロップ機で運航しており、シンガポールの航空路全体の最適化を図る取り組みの一環です。

これに加え、新しい旅客ターミナルビルは現在のチャーター便やビジネスジェット機向けの乗客向けエリアも設けられており、各種施設やラウンジエリアも整備されています。この旅客ターミナルビル新築工事は、竹中工務店が受注した案件でもあります。

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