自衛隊の7月豪雨対応、人員3万人・航空機38機・艦艇13隻で活動

自衛隊の7月豪雨対応、人員3万人・航空機38機・艦艇13隻で活動

ニュース画像 1枚目:習志野分屯基地を出発する給水車
© 航空自衛隊
習志野分屯基地を出発する給水車

防衛省は2018年7月10日(火)、台風7号とその前線などによる大雨で実施している災害派遣活動の状況について発表しました。

これまでに中部方面隊と西部方面隊を中心に、最大74箇所の自治体に連絡員約300名を派遣し、被災自治体と緊密な連携を図りながら活動を続けています。現在、1府4県で陸・海・空の活動人員を約29,500人、航空機38機、艦艇13隻に増強して災害派遣活動にあたっています。

これまで、広島県尾道市における土砂災害行方不明者の人命救助、愛媛県松山空港における物資輸送、広島県呉市における交通船を活用した給水支援などを行ってきました。また、航空自衛隊中部航空方面隊第1高射群第1高射隊は、習志野分屯基地を出発し被災地へ向かっており、航空自衛隊西部航空方面隊は、宇和島市で給水活動を行っています。

7月10日(火)には、広島市宇品港から海自呉基地まで輸送艦「しもきた」を活用し、道路が寸断され燃料が枯渇している呉地区に対し、タンクローリーの輸送支援を行い、広島市から呉市にパン24,000食をヘリで空輸しています。

自衛隊では引き続き、人命救助を行いつつ、きめ細やかな生活支援活動を全力で行う方針です。

期日: 2018/07/10
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