ピーチ、飛行時間9時間のA321LRを導入へ 2020年に受領

ピーチ、飛行時間9時間のA321LRを導入へ 2020年に受領

ニュース画像 1枚目:A321neoLRのピーチ塗装 イメージ
© AIRBUS S.A.S.
A321neoLRのピーチ塗装 イメージ

エアバスとピーチ・アビエーションは2018年7月17日(火)、A321LRの契約を締結したと発表しました。A321LRは単通路機で、A320ファミリーの操作性や共通性を確保しながら、飛行時間で約9時間と長距離路線に投入できる機種です。

ファンボロー・エアショーにピーチの井上CEOが出席、調印式が行われました。今回の契約により、ピーチはA321LRを2020年に受領する予定で、アジアで初めてこの機種を導入する航空会社となります。

A321LRは新しいドア構成を採用し、エアバスでは最大の単通路機として最大で240席を搭載することが可能です。また、エアバスの最新の客室装備「エアスペース」を搭載でき、快適性や上質な機内環境を高め、航空会社が差別化を可能にする様々な装備を備えています。特に、これまで5個のバッグを収納していた頭上の収納スペースは8個を格納でき、新しい壁面パネルの導入で客室幅が広くなるほか、座席が肩の高さで1インチ幅広く確保され、個人スペースにゆとりがもたらされます。

A321neoをベースとするA321LRは、航続距離を4,000海里、およそ7,400キロメートルまで長くなり、運用コストを30%削減します。

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