環境省は2018年7月13日(金)、成田空港に空輸されたコンテナ内の貨物梱包材上と梱包内部に、特定外来生物の「アカカミアリ」が確認されたと発表しました。
該当貨物は、インド・ムンバイのチャトラパティー・シヴァージー国際空港から成田空港に到着した貨物で、事業者が荷主に引き渡たす際、アリを約5個体発見し、関東地方環境事務所に通報したところ、アカカミアリと確認されました。
確認されたアカカミアリは、発見時に事業者が全て殺虫処理しています。発見地点周辺ではアカカミアリと疑わしいアリはほかに確認されていませんが、発見された場合には速やかに防除などが行われます。
なお、成田国際空港(NAA)は7月13(金)から7月17日(火)にかけて、アカカミアリの生息調査を実施しましたが、発見されませんでした。
この事案を受け、環境省では相談窓口を設置し、アカカミアリやヒアリに関する問い合わせを受け付けています。詳しくは、環境省のウェブサイトを参照ください。