ボンバルディア、地上50度でも運航できる認証を獲得 CRJで

ボンバルディア、地上50度でも運航できる認証を獲得 CRJで

ニュース画像 1枚目:CRJ-900 イメージ
© Bombardier
CRJ-900 イメージ

ボンバルディアは2018年7月17日(火)、CRJ-700とCRJ-900について、国際標準大気認証(ISA)摂氏40度の認証をカナダ運輸省(TC)とアメリカ連邦航空局(FAA)から獲得したと発表しました。「ISA +40℃」認証は、地上では摂氏50度を超える温度での運航を認定するもので、CRJが幅広い地域、特により高い気温環境で運航が可能になります。この認証は5月に獲得しています。

認定プロセスでは、エンジン、補助電源ユニット(APU)、環境制御システム、アビオニクス機器、着陸装置、飛行制御、油圧システム、電気システム、航空機の性能への影響を検討し、いずれも対応が確認されています。

ボンバルディアはCRJの「ISA +40°C」認証へのアップグレードに対応するほか、新たに製造される機体ではオプションとしてこの性能を提供します。この認証については、アメリカン航空グループの機材で、アップグレード機能が提供される予定です。

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