運輸安全委員会は2018年7月24日(火)、成田国際空港で発生した大韓航空の重大インシデントに関連し、航空局安全部運航安全課に情報提供したと公表しました。これは6月29日(金)、成田空港に着陸した大韓航空の777-300、機体記号(レジ)「HL7573」が地上走行中、右主脚の損傷で誘導路上に停止した事案です。
運輸安全委員会のこれまでの調査で右主脚後方の車軸が折損、折損部の破面の一部が黒く変色、当該の車軸は2009年7月に右主脚の交換で取り付けられていました。委員会は引き続き、折損の原因については詳細な調査を行います。
公開された画像では、777-300の右主脚のタイヤ番号のうち、11番と12番が内側に折損し、車軸の折損部の破面の一部が黒く変色していたことが確認できます。