札幌丘珠空港の新ターミナルビルが1992年2月21日(金)にオープンして以来、2018年7月26日(木)に乗降者数800万人目に到達しました。これを記念し、同空港でセレモニーが開催されました。
800万人目の乗客は丘珠/三沢線に搭乗する青森県在住の三浦さんで、同空港に乗り入れる北海道エアシステムから、丘珠発着の往復航空券、札幌丘珠空港ビルから花束と記念品が贈呈されました。当日の丘珠発三沢着のJL2817便の旅客には、札幌黄玉ねぎスープなどの記念品が全員にプレゼントされています。
札幌丘珠空港は、札幌飛行場として陸上自衛隊の北部方面航空隊をはじめ、第7飛行隊や第11飛行隊が所在しており、1961年から共用飛行場として運用されています。1998年には北海道エアシステムがサーブ340Bで乗り入れを開始し、エアーニッポンと2社体制となりましたが、2010年にはエアーニッポンが完全撤退しました。
その後、2013年にフジドリームエアラインズがERJ-170によるテストフライトでジェット旅客機利用の道を開き、現在では丘珠/静岡線で定期便が運航しています。なお、同空港を発着する定期便のうち、道外路線は丘珠/静岡線と丘珠/三沢線で、道内路線は釧路、函館、利尻線で、函館経由で奥尻線があります。