偕成社、まんがと飛行機を愛した若き特攻隊員のドキュメントを刊行

偕成社、まんがと飛行機を愛した若き特攻隊員のドキュメントを刊行

偕成社は2018年8月14日(火)、「まんが少年、空を飛ぶ 特攻隊員・山崎祐則からの絵手紙」を8月21日(火)に刊行すると発表しました。

この本は、戦時中、空を飛ぶことを夢見る少年が、予科練に入隊して特攻に行くまでの2年半の間に遺した家族への手紙やスケッチをまとめた一冊です。小さいころからまんがを書くことが得意だった祐則さんは、仲間たちと訓練に明け暮れる日々のできごとをまんがにして家族に報告していました。

偕成社は、戦時中、軍隊でまんがが描かれていたということを知る資料として大変貴重なものであり、戦争で失われたかけがえのない才能と、戦争の時代を夢も希望ももって生きたひとりの若者の人生を、今に伝える記録としても大切な一冊としています。

ページ数は223ページで、価格は税込4,200円です。詳しくは、偕成社のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/08/21から
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