中日本航空、北海道電力の架線工事で荷物落下 重大インシデントに

中日本航空、北海道電力の架線工事で荷物落下 重大インシデントに

ニュース画像 1枚目:落下場所と当時の飛行経路
© 北海道電力
落下場所と当時の飛行経路

北海道電力の北斗今別直流幹線の架線工事で、協力会社の中日本航空がヘリコプターで運搬作業中、工事に使用する電線束2束など、重さおよそ62キログラムを落下する事象が2018年8月21日(火)12時12分ごろ、発生しました。

北海道松前郡福島町吉岡場外からネットで荷物を吊り下げ運搬しているところ、経路上の山中にジャンパー線2本、ブルーシート1枚が落下したものです。落下場所は、北海道松前郡福島町字美山の山中で、けが人、周辺設備の損壊はないことが確認されています。また、落下した電線束は回収されています。

中日本航空は、この件が重大インシデントに認定されたことから、運輸安全委員会による調査に全面的に協力、原因について社内調査を進め再発防止策を図り、安全運航に努める方針です。

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