搭乗レビュー
イースタージェットで行くソウル(韓国のLCCは安全か?)
- 口コミ投稿者
- おかげ犬さん
搭乗写真
総評
みなさん、こんにちは。
今回はイースター航空604便 成田⇒仁川のレポートです。
【LCC激戦区の東京=ソウル便】
びっくりプライスで世間を驚かせるLCCの中でも東京=ソウル便は最激戦区。現在、日本と韓国を結ぶ韓国LCCは「チェジュ」「イースター」「t‘ways」「ジンエアー」「エアソウル」「エアプサン」とあり競争は熾烈、アグレッシブな価格設定をしてきます。市場が狭く競争が激しいためか利益度外視と思える値引きも常態化しているようです。(特に免税店とタイアップしたパッケージツアーは安い)
さて、安いのは有難いのですが、安全は?サービスの質はどうなのか?と疑問を持つのは無理からぬことです。そこで乗ってみました韓国LCCイースタージェット仁川便、空港使用料込みで往復17000円でした。
【チェックイン】
604便は成田TERMINAL-2から出発、LCC専用のT-3じゃないんですね。これはけっこう助かります。
LCCのチェックインは出発1時間前絶対厳守!という話をしばしば聞きますが、成田のカウンターは45分前まで開いていました(仁川その他の空港についても同じなのかはわかりません)係員の応対も丁寧で他の航空会社と比べても遜色ありません。日本語、韓国語、英語が通じます。
【搭乗】
搭乗口はイミグレから一番遠い99番。
そこで床に寝転んで何かを食べている一団がいて気が滅入りました。近くに立派なベンチがあるのに、なぜそこに座らないのか謎です。
乗機はB737-800、室内は独特のイラストで飾られていると聞きましたが、HL8264番機は何も描かれていない普通のインテリアでした。この機のデビューは1998年、これまでにオーナーが3回替わっています。古い機体ですがよく磨かれており機齢より若く感じます。
座席は189席全てがエコノミークラス、ピッチは一般的な間隔で、座席素材は手入れが簡単なナイロン張り、座り心地はいたって普通です。
シートモニターやコンセントはありません。
【機内サービス】
オレンジジュースまたはミネラルウォーターが紙コップで無料配布されます。ホットコーヒーは300円、スナック麵やビビンバなどの軽食が500円くらいで販売されます。イースターも免税品の販売に力を入れているようで、シートポケットには「EASTER-SHOP」というカタログが置かれていました。タバコ(メビウスやセブンスター)があるのは私にとって大変魅力的です。ちなみにホットコーヒー(ビター)を注文してみましたが、味はイマイチで熱すぎました。ストローがついていたので使ってみましたが、HOTコーヒーは直接飲むのが王道と即座に理解しました。
【韓国のLCCは安全なのか?】
韓国人スタッフの働きぶりは素晴らしいです。パイロットのアナウンスも落ち着いていて安心しました。安かろう悪かろうの会社でないことは断言できます。しかしですね、やはり引っかかるものを感じるのです。
一昨年のセウォル号事件、そして大韓航空のナッツリターン事件に見えるように、韓国の社会風土の中に前時代的な因習が残っているのではないかという懸念です。彼の国では支配層の横暴が見過ごされるという驚くべき現象がしばしば起こります。現場が努力して不安全を指摘しても、上はそれを適切に処理せず、大事に到るという危険性は多分にあると思います。
1999年に起きた大韓航空8509便墜落事故では、横暴な機長に支配されたコクピットで副操縦士や機関士は何も言えないまま。操作ミスが是正されず全員死亡に至りました。韓国特有の異常な上下関係は、今日でも安全を脅かす負の遺産です。
イースター航空の内部事情は量りかねますが、現場はしっかりしているという印象です。その仕事ぶりは評価できます。
今回はイースター航空604便 成田⇒仁川のレポートです。
【LCC激戦区の東京=ソウル便】
びっくりプライスで世間を驚かせるLCCの中でも東京=ソウル便は最激戦区。現在、日本と韓国を結ぶ韓国LCCは「チェジュ」「イースター」「t‘ways」「ジンエアー」「エアソウル」「エアプサン」とあり競争は熾烈、アグレッシブな価格設定をしてきます。市場が狭く競争が激しいためか利益度外視と思える値引きも常態化しているようです。(特に免税店とタイアップしたパッケージツアーは安い)
さて、安いのは有難いのですが、安全は?サービスの質はどうなのか?と疑問を持つのは無理からぬことです。そこで乗ってみました韓国LCCイースタージェット仁川便、空港使用料込みで往復17000円でした。
【チェックイン】
604便は成田TERMINAL-2から出発、LCC専用のT-3じゃないんですね。これはけっこう助かります。
LCCのチェックインは出発1時間前絶対厳守!という話をしばしば聞きますが、成田のカウンターは45分前まで開いていました(仁川その他の空港についても同じなのかはわかりません)係員の応対も丁寧で他の航空会社と比べても遜色ありません。日本語、韓国語、英語が通じます。
【搭乗】
搭乗口はイミグレから一番遠い99番。
そこで床に寝転んで何かを食べている一団がいて気が滅入りました。近くに立派なベンチがあるのに、なぜそこに座らないのか謎です。
乗機はB737-800、室内は独特のイラストで飾られていると聞きましたが、HL8264番機は何も描かれていない普通のインテリアでした。この機のデビューは1998年、これまでにオーナーが3回替わっています。古い機体ですがよく磨かれており機齢より若く感じます。
座席は189席全てがエコノミークラス、ピッチは一般的な間隔で、座席素材は手入れが簡単なナイロン張り、座り心地はいたって普通です。
シートモニターやコンセントはありません。
【機内サービス】
オレンジジュースまたはミネラルウォーターが紙コップで無料配布されます。ホットコーヒーは300円、スナック麵やビビンバなどの軽食が500円くらいで販売されます。イースターも免税品の販売に力を入れているようで、シートポケットには「EASTER-SHOP」というカタログが置かれていました。タバコ(メビウスやセブンスター)があるのは私にとって大変魅力的です。ちなみにホットコーヒー(ビター)を注文してみましたが、味はイマイチで熱すぎました。ストローがついていたので使ってみましたが、HOTコーヒーは直接飲むのが王道と即座に理解しました。
【韓国のLCCは安全なのか?】
韓国人スタッフの働きぶりは素晴らしいです。パイロットのアナウンスも落ち着いていて安心しました。安かろう悪かろうの会社でないことは断言できます。しかしですね、やはり引っかかるものを感じるのです。
一昨年のセウォル号事件、そして大韓航空のナッツリターン事件に見えるように、韓国の社会風土の中に前時代的な因習が残っているのではないかという懸念です。彼の国では支配層の横暴が見過ごされるという驚くべき現象がしばしば起こります。現場が努力して不安全を指摘しても、上はそれを適切に処理せず、大事に到るという危険性は多分にあると思います。
1999年に起きた大韓航空8509便墜落事故では、横暴な機長に支配されたコクピットで副操縦士や機関士は何も言えないまま。操作ミスが是正されず全員死亡に至りました。韓国特有の異常な上下関係は、今日でも安全を脅かす負の遺産です。
イースター航空の内部事情は量りかねますが、現場はしっかりしているという印象です。その仕事ぶりは評価できます。
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