搭乗レビュー
イースタージェットで去る騒乱のソウル(韓国のLCCは安全か?その2)
- 口コミ投稿者
- おかげ犬さん
搭乗写真
総評
こんにちは、今回はイースタージェット601便(仁川⇒成田)のレポートです。
往路(604便)と同じ機体に乗ったため、レビューは代わり映えしないことから、少し視点を変えて韓国のLCC事情を考察してみたいと思います。
【トラブル続発の韓国機】
2016年は韓国航空機のトラブルが非常に多かった年で、エンジン火災や緊急着陸のニュースを何度も耳にしました。しかし、どれだけ努力しても100%トラブルを防ぐことは不可能なので、百歩譲って、これは情状酌量の余地ありとしましょう。ですが12月に起きたアシアナ航空パイロット同士の乱闘は他に例のない特異な事件です。一昨年のナッツリターン事件と相まって、韓国人の沸点の低さと、理解しがたい特有の上下関係、序列に執着する異常な文化に航空安全を脅かす危険な匂いを感じました。
【騒乱のソウル】
往路のレポートで「現場はしっかりとやっている」と締めくくったのですが、ソウルでのデモを見て「私の認識は相当甘いな」と意識が変わりました。あるデモの一団が警備の警官隊を罵倒していたのですが、その理由が対立するグループを取り締まらないからでした。言葉は半分わかりませんでしたが主義主張は不明瞭でひたすら「謝れ、土下座しろ、病身!」の連呼です。
政治に対する不満というのはどこの国でもあるもので、バンコク、香港、台北でも似たような状況を見たことはあるのですが、執拗に見下し、不必要に怒らせ、無礼横柄にふるまうスタイルは初めて見ました。傍ではセウォル号事故被災者の慰霊祭をやっていたのですが、静かに死者を悼むのではなく、金切り声をあげて恨みつらみの拡散を行うのは他国の人間にとっては気味が悪いものです。
韓国人の名誉のため弁護しますが、街で遭う一般の人は至極冷静です。警官隊の「奉職の精神」には賞賛の念すら感じます。
韓国人は理不尽と不条理に満ちた社会を呪い、成功者を激しく妬む気質があるようです。韓国航空会社のクルーは外国人とはあまりトラブらないが、韓国人同士では衝突しやすい傾向があることに今回気付きました。(多分どちらも頑なため)
【イースター航空は飛行機の整備倉を持たない】
イースターに限らず韓国のLCCは自社に航空整備倉を持っていないようです。余計なコストを省いて低価格を提供し、市場を押さえる戦略でしょう。整備が必要な場合はシンガポールなど外部にアウトソーシングします。法的には何ら問題はありませんが日本ではちょっと考えられないことです。これでは整備のプロは育たないし、技術の継承もない。万一整備を断られたときは委託先を求めて世界を漂流することになりかねないし、急に整備が必要になった時は即アウトです。はなやかな飛行機の運行は自分でやり、面倒は他に見てもらうという韓国らしいスタイルですが、安さと引き換えに危うさもあります。そういえば日韓両国でF-35戦闘機を導入することに決まりました。日本は整備倉を愛知県に作りますが、韓国は完成品を購入するのみです。整備は不可欠なものなのにそれを考えない韓国流というのは日本人にはなかなか理解しがたいことです。
【601便の搭乗】
仁川空港は使い勝手がよくわかりやすいです。路線数も羽田、成田を圧倒し、ホスピタリティーも良好です。イースター航空はLCCですが、空港のセンターにチェックインカウンタがあり、客さばきもスピーディかつスムーズでした。大混雑していていましたが、出発の早い便の客を優先して、混乱を最小限に抑えていました。素晴らしいです。
【機内サービス】
往路と同じくGURUNARUというブランドのホットコーヒーを飲んでみました。味はやはり合いませんでした。スタッフはテキパキ動き見ていて気持ち良いのですが、やることが多く人手が足りないのも一因と、復路では気づきました。
【総評】
LCCなので安いが一番、ですから他の部分が劣るのは仕方ないことです。他LCCに比べ劣る点はなく、価格からすれば十分なサービスが受けられます。安全性については気がかりな点があるのですが、シンガポールでしっかりと整備しているでとりあえず安心してよいでしょう。
往路(604便)と同じ機体に乗ったため、レビューは代わり映えしないことから、少し視点を変えて韓国のLCC事情を考察してみたいと思います。
【トラブル続発の韓国機】
2016年は韓国航空機のトラブルが非常に多かった年で、エンジン火災や緊急着陸のニュースを何度も耳にしました。しかし、どれだけ努力しても100%トラブルを防ぐことは不可能なので、百歩譲って、これは情状酌量の余地ありとしましょう。ですが12月に起きたアシアナ航空パイロット同士の乱闘は他に例のない特異な事件です。一昨年のナッツリターン事件と相まって、韓国人の沸点の低さと、理解しがたい特有の上下関係、序列に執着する異常な文化に航空安全を脅かす危険な匂いを感じました。
【騒乱のソウル】
往路のレポートで「現場はしっかりとやっている」と締めくくったのですが、ソウルでのデモを見て「私の認識は相当甘いな」と意識が変わりました。あるデモの一団が警備の警官隊を罵倒していたのですが、その理由が対立するグループを取り締まらないからでした。言葉は半分わかりませんでしたが主義主張は不明瞭でひたすら「謝れ、土下座しろ、病身!」の連呼です。
政治に対する不満というのはどこの国でもあるもので、バンコク、香港、台北でも似たような状況を見たことはあるのですが、執拗に見下し、不必要に怒らせ、無礼横柄にふるまうスタイルは初めて見ました。傍ではセウォル号事故被災者の慰霊祭をやっていたのですが、静かに死者を悼むのではなく、金切り声をあげて恨みつらみの拡散を行うのは他国の人間にとっては気味が悪いものです。
韓国人の名誉のため弁護しますが、街で遭う一般の人は至極冷静です。警官隊の「奉職の精神」には賞賛の念すら感じます。
韓国人は理不尽と不条理に満ちた社会を呪い、成功者を激しく妬む気質があるようです。韓国航空会社のクルーは外国人とはあまりトラブらないが、韓国人同士では衝突しやすい傾向があることに今回気付きました。(多分どちらも頑なため)
【イースター航空は飛行機の整備倉を持たない】
イースターに限らず韓国のLCCは自社に航空整備倉を持っていないようです。余計なコストを省いて低価格を提供し、市場を押さえる戦略でしょう。整備が必要な場合はシンガポールなど外部にアウトソーシングします。法的には何ら問題はありませんが日本ではちょっと考えられないことです。これでは整備のプロは育たないし、技術の継承もない。万一整備を断られたときは委託先を求めて世界を漂流することになりかねないし、急に整備が必要になった時は即アウトです。はなやかな飛行機の運行は自分でやり、面倒は他に見てもらうという韓国らしいスタイルですが、安さと引き換えに危うさもあります。そういえば日韓両国でF-35戦闘機を導入することに決まりました。日本は整備倉を愛知県に作りますが、韓国は完成品を購入するのみです。整備は不可欠なものなのにそれを考えない韓国流というのは日本人にはなかなか理解しがたいことです。
【601便の搭乗】
仁川空港は使い勝手がよくわかりやすいです。路線数も羽田、成田を圧倒し、ホスピタリティーも良好です。イースター航空はLCCですが、空港のセンターにチェックインカウンタがあり、客さばきもスピーディかつスムーズでした。大混雑していていましたが、出発の早い便の客を優先して、混乱を最小限に抑えていました。素晴らしいです。
【機内サービス】
往路と同じくGURUNARUというブランドのホットコーヒーを飲んでみました。味はやはり合いませんでした。スタッフはテキパキ動き見ていて気持ち良いのですが、やることが多く人手が足りないのも一因と、復路では気づきました。
【総評】
LCCなので安いが一番、ですから他の部分が劣るのは仕方ないことです。他LCCに比べ劣る点はなく、価格からすれば十分なサービスが受けられます。安全性については気がかりな点があるのですが、シンガポールでしっかりと整備しているでとりあえず安心してよいでしょう。
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