Rating: 3
Author: FlyHide

航空会社パキスタン国際航空

国: パキスタン
IATA | ICAO: PK | PIA

搭乗レビュー
パキスタン国際航空 PEK>NRT いつまで路線を維持できるかわからない程ガラガラのフライト

航空会社: パキスタン国際航空
便名: PK852
エコノミー

搭乗日: 2017/09
路線: 北京 → 成田(東京)

機体記号: AP-BMH
機材: Boeing 777-2Q8/ER

総評：3: 3ッ星

機内食・ドリンク: 3ッ星
座席（シート）: 3ッ星

機内スタッフサービス: 3ッ星
エンターティメント: 1ッ星

トイレ・洗面台: 3ッ星
機材コンディション: 3ッ星

地上サービス: 2ッ星

口コミ投稿者: FlyHideさん

アクセス数: 1,855
投稿日: 2017/10/22

搭乗写真

乗客が少なかったせいか、出発から2時... 続き
ターミナル2の出発時刻表。アルジェリ... 続き
モニターは全く用を成していませんでし... 続き
安全のしおり①
安全のしおり②
20分程遅れて出発しましたが、離陸ま... 続き
機内の様子。
なぜかパンは2種類ありました。
座席は3-3-3の9列。いかに乗客が... 続き
トイレはごく普通の状態でした。
シートピッチは普通です。
成田へは雨の中到着。

総評

北京から日本へ片道で戻る際に利用した便のレビューです。北京と成田の間は数社の航空会社の便が飛んでいますが、帰国予定の日がたまたま週2便のみ飛んでいるパキスタン国際航空が利用できる日だったので、利用できる機会の少なさもあって、半分興味本位で搭乗してみることにしました。

当日は出発2時間前にターミナル2のチェックインカウンターに向かいましたが、まだ全く職員の姿がなく、さらに15分程待ってからチェックインが始まりました。遅く始まったので到着が遅れているのかと思いましたが、特にそのようなアナウンスはなく、搭乗フロアに出て暫らくすると、ほぼ定刻通りにイスラマバードからの便が到着。成田への出発まではさらに1時間以上あり、この時点では遅れる様子はなさそうでした。

搭乗は出発20分前には開始。機材は11年目の772でしたが、乗客は非常に少なく、はっきりいってオーバーサイズ。A320でも空席が目立ちそうな位でした。イスラマバードから到着した時に降機していった人はそれなりにいましたが、北京から搭乗する客が少なく、成田までのPK便は殆ど需要がないようです。

内装やシートのコンディションは10年程度の機体としてはごく普通。座席にはモニターがついていましたが、プログラムがあるわけでもなく、成田まで一切電源が入ることはありませんでした。機内誌も(少なくとも自分の座席には)なく、あるものといったら安全のしおり位でした。

搭乗はすぐに終わりましたが、なかなか出発せず、結局定刻20分遅れで出発。離陸まではさらに50分もかかってしまったので、空港の混雑ぶりは相変わらずのようです。離陸後は40分程で機内食が出ましたが、北京積み込みのものらしく、鶏のフライとオムレツという当たり障りのない中身。食事後は機内エンタメがないので、専ら読書をして過ごしました。飛行自体は順調でしたが、成田へは出発と離陸の遅れが響き、雨の中50分程遅れて到着となりました。

航空券が安かったので正直機内サービスに期待はしていませんでしたが、予想以上に何もなかったので、搭乗するのであれば何か暇つぶしになるものは持っていったほうが良さそうです。また、772を飛ばすぐらいなので、イスラマバード⇔北京の需要はあるのかもしれませんが(もしくは他に適当な機材がないだけなのか)、これだけ空席が目立つとなると、日本までの路線はいつまで維持できるのだろうかと少々心配したくなるフライトでした。