関空旅客ターミナル、全面再開へ 9月21日は国際・国内線計233便

関空旅客ターミナル、全面再開へ 9月21日は国際・国内線計233便

関西エアポートは2018年9月21日(金)、関西国際空港ターミナルビルを全面再開します。関西エアポートの山谷佳之社長は台風21号直撃以来、「多くの皆様から頂いた多大なご支援・ご尽力に、心より感謝申し上げます」とコメントしています。

今回、第1ターミナルビルの北エリア再開で、空港運営機能は旅客便でほぼ全面回復となり、旅客ターミナルでは飲食店舗、免税店を含む物販店舗もほぼ全店が営業を再開しています。空港アクセスも鉄道・バス・船の公共交通機関が通常運行を再開しています。

9月21日は国際線・国内線をあわせ、233便、471発着と、災害前のほぼ100%の旅客便が運航されます。また、全面復旧に至っていない貨物便は18便、36発着と、災害前の約9割が運航されます。貨物は主に全日空(ANA)の貨物上屋の被害が大きく、この施設は9月18日(火)から蔵置された輸出貨物や輸入貨物の引き渡しが再開されている状態です。

なお、連絡橋については、自家用車での利用はできず、復旧は2019年ゴールデンウィークとの見通しが示されています。関西エアポートは関西国際空港の運営で、「関西、日本のゲートウェイとしての役目を十分に果たしていくため、今後も機能の完全回復に向けて最大限力を尽くしてまいります」との方針を示しています。

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