国土交通省は、台風第21号の影響でタンカー船が衝突、損傷した関西国際空港連絡橋について、橋桁撤去の準備作業を進め、9月12日(水)から撤去作業に着手すると公表しました。天候などによる不測の事態が生じないことを前提に、9月14日(金)に橋桁の撤去が完了する計画です。
損傷した橋桁はクレーンで吊り上げて撤去する作業となります。これにより連絡橋下り線の復旧で実施する鉄道によりかかった道路橋の撤去が1週間程度短縮し、おおむね4週間としていましたが、これを3週間とするめどがつきました。また、損傷を受けた道路の下り線橋梁の復旧についても引き続き対応します。
これにより、輸送力を確保する鉄道の再開が9月中になることから、各航空会社の完全復旧の時期も少し早まる可能性があります。