陸自、アメリカ陸軍と実動訓練「オリエントシールド」 延べ2千人が参加

陸自、アメリカ陸軍と実動訓練「オリエントシールド」 延べ2千人が参加

陸上自衛隊は2018年8月26日(日)から9月19日(水)まで、アメリカ陸軍と実動訓練「オリエントシールド」を実施しました。この訓練は、王城寺原演習場で実施され、陸上自衛隊とアメリカ陸軍の部隊が、それぞれの指揮系統に従い、共同作戦を実施する場合の相互連携要領を実行動で演練し、相互運用性の向上を図ることを目的としています。

指揮機関訓練では、第9師団司令部と第76歩兵旅団戦闘団司令部などが参加し、日米共同による計画作成、日米共同戦闘、情報収集から計画作成・実行などの共同ターゲティングのほか、武力攻撃事態での日米共同作戦について、作戦計画を策定し、JCATSを用いた戦闘指導を実施しました。

また、実動訓練では、増強された第21普通科連隊基幹と第2-151歩兵大隊基幹などが参加し、機能別訓練として市街地戦闘訓練、化学武器防護訓練や第一線救護訓練のほか、偵察から日米共同による陣地攻撃までを行う総合訓練を実施しました。なお、指揮機関訓練と実動訓練には、延べ約2,000名がそれぞれが参加しています。

このほか、親善行事として、スクールビジットやホームビジットなどで地域住民との関係を深め、防衛モニターや駐屯地モニターの24名が訓練研修を実施し、日米共同の重要性について理解を深めました。

期日: 2018/08/26 〜 2018/09/19
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