宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、日本時間2018年10月20日(土)10時45分28秒、フランス領ギアナにあるクールー宇宙基地から、国際水星探査計画「BepiColombo(ベピコロンボ)」でアリアン5型ロケットを打ち上げました。
このロケットには、水星の磁場・磁気圏の観測を行う水星磁気圏探査機「みお」と、水星の表面・内部の観測を行う水星表面探査機「MPO」が搭載されており、打上げから約26分47秒後に両探査機の分離も確認され、打ち上げが成功したと発表しました。
国際水星探査計画「BepiColombo」は、欧州宇宙機関(ESA)とJAXAの共同で、観測目的に合わせた2つの周回探査機を、水星周回軌道に送り込んで水星を観測する計画です。JAXAは、磁場・磁気圏の観測を主目的とする「みお」の開発と、水星周回軌道での運用を担当し、ESAは打ち上げから惑星間の巡航、水星周回軌道への投入、MPOの開発と運用を担当します。
詳しくは、JAXAのウェブサイトを参照ください。