サウスカロライナで製造された787初号機がロールアウト

サウスカロライナで製造された787初号機がロールアウト

ボーイングは2012年4月27日、サウスカロライナ州のノースチャールストン工場で製造された初めての787をロールアウトしました。セレモニーは約7,000人の同社従業員や招待客を集めて盛大に行われました。

ボーイングが787の第2の組み立てラインをノースチャールストンに計画したのは2009年10月28日で、11月には建設工事が始まり、2011年6月に工場が完成しました。アメリカ南東部で、ボーイングの民間機が製造されるのは初めてのことです。

ロールアウトした機体は、フライトラインで各種の点検を受けた後に試験飛行し、今年中ごろまでにはエア・インディアにデリバリーされます。

ボーイング・サウスカロライナは中央部胴体と後部胴体の組み立てを分担しています。組み立てた胴体は同地の最終組立工場に送られるか、747-400LCFドリームリフターに乗せられてワシントン州エバレット工場に運ばれて、最終組み立てされ完成機となります。

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