エミレーツ、契約済み最後の777-300ERを受領

エミレーツ、契約済み最後の777-300ERを受領

ニュース画像 1枚目:離陸するA6-EQP
© Emirates
離陸するA6-EQP

エミレーツ航空は2018年12月13日(木)、同社が発注した最後のボーイング777-300ERを受領しました。これは機体記号(レジ)「A6-EQP」で、同社が受領する190機目の777で、777-300としては158機目、777-300ERのみでは146機目となります。エミレーツ航空は777-200、777-200ER、777-200LR、777F、777-300、777-300ERの6機種を全て導入、運航した唯一の航空会社です。

エミレーツ航空は2005年3月、最初の777-300ER、機体記号(レジ)「A6-EBA」を受領し、13年間に渡り146機を導入し、同社の主力機としてグローバルネットワークに投入してきました。この機材は現在、世界119地点に乗り入れ、エミレーツ航空のバックボーンを気づいています。エミレーツ航空は、これまでに製造された777-300ERのうち5機に1機の割合で導入しており、平均機齢は6.5年です。

エミレーツ航空は777-300ERについて、効率性、航続距離、ペイロード機能により、6つの大陸すべてとドバイを結び、比類ないフライトエクスペリエンスを提供しています。

今後、エミレーツ航空はボーイングが新たに開発する777-8と777-9の2機種の次世代機を導入、運航する世界初の航空会社の1つになります。この777Xの導入は2020年から開始する予定です。

■エミレーツの777マイルストーン
1996年6月:初のボーイング777、「A6-EMD」導入
2003年6月:パリ・エアショーで777-300ERを26機契約
2005年3月:初の777-300ER、「A6-EBA」を受領
2009年:エミレーツ、777の世界最大の運航会社に
2013年11月:150機の777Xを発注、規模は当時の過去最高
2014年10月:100機目の777-300ERを受領
2015年9月:150機目の777を受領

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