原子力空母USSニミッツが2012年5月3日に、就役37周年をサンディエゴ軍港で迎え、全乗員がピクニックを楽しみました。
USSニミッツはワシントン州エバレットの母港を出港し、サンディエゴに第11空母航空団の機体を搭載するために寄港しています。
USSニミッツは1968年6月22日に、バージニア州ニューポート・ニューズ造船所で起工し、1972年5月13日に進水、1975年3月1日に最初の試運転が実施され、4月11日にバージニア州ノーフォーク軍港で海軍に引き渡されました。5月3日には当時のジェラルド R. フォード大統領ら2万人の出席者を迎えて就役セレモニーが開催されました。それ以来14の任務航海を実施しています。
USSニミッツはその後10隻建造されたニミッツ・クラスのネームシップで、アメリカ海軍のシーパワーの象徴となっています。
USSニミッツの名は、太平洋戦争中に日本海軍と死闘を演じたチェスター・ウィリアム・ニミッツ元帥にちなむものです。映画『ファイナル・カウントダウン』で一躍有名になりました。