次期政府専用機、国外運航訓練を実施 シンガポールやスウェーデンで

次期政府専用機、国外運航訓練を実施 シンガポールやスウェーデンで

ニュース画像 1枚目:岩屋防衛相、12月に視察時の次期政府専用機
© 防衛省
岩屋防衛相、12月に視察時の次期政府専用機

航空自衛隊は2019年1月14日(月)から1月19日(土)まで、777政府専用機の任務運航開始に備え、国外運航訓練を実施します。777政府専用機は2018年11月3日(土)から11月5日(月)まで、シドニーのキングスフォード・スミス空港へ初めての国外運航訓練を実施しており、これに続く任務運航開始に備えた国外運航訓練です。

訓練は、シンガポールのチャンギ国際空港、南アフリカのキング・シャカ国際空港、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ空軍基地、スウェーデンのアーランダ空港で実施されます。参加部隊は航空支援集団などから33名です。これにより、国外任務遂行能力の向上に取り組みます。

政府は、747政府専用機を2018年度に退役、2019年度から777-300ERを新たな政府専用機とする方針です。機体は「80-1111」に加え、スイス・バーゼルのジェットアビエーションで機体改修が実施されている2機目の「N511BJ(80-1112)」が12月に到着し、2019年度から政府専用機の機種を777の2機に更新し、運用する予定です。

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