アジア航測、日本初のC90GTi「JA81AJ」を導入 5月から運航

アジア航測、日本初のC90GTi「JA81AJ」を導入 5月から運航

ニュース画像 1枚目:ビーチクラフトキングエアC90GTx 「JA81AJ」
© アジア航測
ビーチクラフトキングエアC90GTx 「JA81AJ」

アジア航測は2019年1月21日(月)、最新の双発機C90GTi「キングエア」を導入したと発表しました。2018年11月28日付で機体番号(レジ)「JA81AJ」として登録されており、「C90GTi」は、日本で初登録された機種です。

「C90GTi」は、ビーチクラフト「キングエア」シリーズとして1983年の製造開始以降、安全面や性能の改良を重ね、最新の技術を統合した最新機種です。低翼ターボプロップ双発機で、セスナ208などの小型単発機と比べ、巡航速度が速く、かつ低速での巡航も可能で、機体姿勢の安定性に優れています。 「JA81AJ」の運航開始は2019年5月を予定しています。

アジア航測は航空測量会社で唯一、ターボプロップ双発機を保有する日本企業で、高速で長距離運航が可能なガルフストリーム695ジェットプロップと合わせ地震や水害、土砂災害など、頻発する大規模災害の発災時でも迅速な現地把握、事前防災、改良復旧など、貢献する範囲は広がっているとみています。このため、新技術や新機材の導などを通じ、多様化する安全や安心を確保する社会のニーズに応える方針です。

なお、日本における「キングエア」C90シリーズの導入は、2007年に阪急航空が導入したC90A「JA55HA」以来となります。

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