全日空(ANA)は2019年冬スケジュール期間から、成田/チェンナイ線に新規就航します。ANAのインド路線として、デリー、ムンバイに続く3地点目の就航地です。
ANAはインドについて訪日重点国であること、経済成長に伴い訪日需要が年々拡大していること、成長著しいインドでも本邦航空会社が就航していない南インド地域であることから、チェンナイ線の開設で日本と南インドを結ぶ唯一の直行便を開設し、旺盛な需要を獲得する考えです。
チェンナイは、インド第2の規模の港湾があり、自動車産業を中心とした製造業が集積していることから、旅客だけでなく貨物需要もANAは期待しています。また、IT産業の拠点として成長するバンガロールやハイデラバードなど周辺地域からの需要獲得もめざしています。
ANAは就航日、スケジュール、使用機材、航空券の販売日をあらためて告知します。現在、ANAのインド路線は成田/ムンバイ線で787-8、または787-9を使用、成田/デリー線は787-9でそれぞれデイリー運航しています。