ロッキード・マーティン、オランダ空軍にF-35A運用初号機を納入

ロッキード・マーティン、オランダ空軍にF-35A運用初号機を納入

ニュース画像 1枚目:オランダ空軍向けF-35AライトニングII初号機
© Lockheed Martin
オランダ空軍向けF-35AライトニングII初号機

ロッキード・マーティンは2019年1月30日(水)、オランダ空軍(RNLAF)向けF-35AライトニングII初号機のロールアウト式典を最終組み立て工場が所在するテキサス州フォートワースで開催しました。オランダ空軍は2019年後半、レーワルデン空軍基地にこのF-35Aを配備する予定です。

式典に出席したRNLAF司令官のデニス・ルイト中将は、F-35の配備を通じ世界でもっとも優れた空軍になるだろうとコメントしています。オランダはF-35プログラムの開発、試験、改良、整備など各段階で重要なパートナーとして関わり、サプライヤーは大量生産、構造設計のサポート、高度な技術提供などで参画しています。さらに、整備、修理、オーバーホール、今後のアップグレード・プロジェクトでは、このプログラムに参画するヨーロッパでの主力国として引き続き参画していく方針です。

RNLAFのF-35Aは式典終了後、アリゾナ州ルーク空軍基地にフェリーされ、F-35Aパイロットの養成訓練が行われます。今回のF-35Aは運用初号機で、2013年にオランダ空軍向けに納入された2機は、エドワーズ空軍基地で運用試験の支援に使用されています。オランダ空軍は今後、37機を装備する予定です。

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