防衛省は2019年2月4日(月)、アメリカ軍再編に伴う嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアムへの訓練移転を発表しました。アンダーセン空軍基地を拠点とする「コープ・ノース19(COPE NORTH 19)」への参加に伴う移転です。
移転する部隊は、嘉手納基地所属のアメリカ空軍第18航空団(18WG)と、岩国基地所属のアメリカ海兵隊第12海兵航空群(MAG-12)です。人員は670名程度、F-15が12機程度、F/A-18が10機程度、空中給油機が2機、早期警戒管制機が2機など、およそ26機程度が参加します。
移転先での訓練場所は、グアム島のアンダーセン空軍基地とその周辺区域で、戦闘機による戦闘訓練を実施します。訓練期間は、2月13日(水)から3月12日(火)までです。
この訓練移転は95回目となり、国内54回、グアムなどは41回を数えます。グアム等への訓練移転は、日米合同委員会合意に基づき、本来であれば、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練を、グアムなどへ移転します。