在日アメリカ軍司令官、シュナイダー中将に交代

在日アメリカ軍司令官、シュナイダー中将に交代

ニュース画像 1枚目:マルティネス中将からシュナイダー中将に部隊旗が手渡される
© U.S. Air Force photo by Senior Airman Donald Hudson
マルティネス中将からシュナイダー中将に部隊旗が手渡される

在日アメリカ軍司令官が2019年2月5日(火)、ジェリー P. マルティネス中将からケビン・B・シュナイダー中将に交代しました。交代式は横田基地で開催されました。インド太平洋軍司令官のフィリップ・デービッドソン海軍大将もこの式典に出席し、新たな指揮官を歓迎しました。シュナイダー中将は今後、日米同盟強化や海洋進出を活発化させる中国への対処などを担います。

マルティネス中将は在日アメリカ軍54,000人に対する最後の演説で、地域の安全保障を強化し、日米同盟をより緊密化することで、引き続き協力に献身するようメッセージを発しました。マルティネス中将は在日アメリカ軍司令官の退任と共に退役します。

新たな司令官となるシュナイダー中将は、911後の不朽の自由作戦とイラク戦争を含め、飛行時間3,800時間、戦闘飛行時間530時間超の戦闘機パイロットです。父親が横須賀に海軍士官として駐留していた経験があり、子供のころから日本での生活経験があります。その後、三沢基地でF-16のパイロットとして、航空自衛隊との協力も経験を積んでいます。

シュナイダー中将は日米同盟の重要性、たゆまぬ訓練と準備、この地域の安全保障上の課題について「あらゆる脅威、危機、災害に即座に対応するため最高レベルの対応を維持する必要がある」と述べ、日本の防衛、この地域の他国とのパートナーシップを強化し、地域の平和と安全を強化する能力を維持すると意欲を示しています。

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