消防白書、2017年の航空機火災は6件 損害額は4,309万円

消防白書、2017年の航空機火災は6件 損害額は4,309万円

総務省消防庁は2019年2月8日(金)、「平成30年版消防白書」を公表しました。このうち、2017(平成29)年中の航空機火災は、出火件数は6件、死者数は2人、損害額は4,309万円でした。航空機火災は、航空機またはその積載物が焼損した火災を示しています。

火災の発生件数は2016年に比べ3件増でしたが、損害額は大きく減少しています。ただし、死者が2名発生しました。損害額は、航空機火災以外の火災種別に分類している航空機被害は除いた額です。

また、2017年中の航空機格納庫の火災件数は1件、焼損床面積は0平米、損害額はありません。件数、焼損床面積とも2015年以降、減少しています。なお、防火対象となる航空機格納庫は全国に795施設で、2016年度の810施設から対象が減少しています。

■航空機火災件数
※発生年、火災件数、死者/負傷者数、損害額
2017年 6件、2人/0人、4,309万円
2016年 3件、0人/0人、9億2,033万円
2015年 7件、5人/6人、4億9,619万円
2014年 1件、0人/0人、0円
2013年 3件、0人/0人、196万円
2012年 1件、0人/0人、11万円
■航空機格納庫火災件数
※発生年、出火件数、焼損床面積、損害額
2017年 1件、0平米、0円
2016年 2件、85平米、 500万円
2015年 5件、1,575平米、7,400万円
2014年 4件、316平米、400万円
2013年 1件、0平米、0円
2012年 1件、23平米、0円
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