航空局、操縦士の疲労管理に関する検討会 2月18日に第3回開催

航空局、操縦士の疲労管理に関する検討会 2月18日に第3回開催

国土交通省航空局は2019年2月18日(月)、「第3回 操縦士の疲労管理に関する検討会」を開催します。この検討会は、操縦士の疲労による乗務への影響を考慮した乗務時間の上限や必要な休養時間など、安全基準について検討しています。

航空局は、国際民間航空機関(ICAO)から操縦士の疲労を管理する基準として、乗務時間の上限や必要な休息時間など、乗務時間帯や時差を考慮した上で定めることを求められています。検討会は2018年度末頃をめどに、航空会社の状況を参考にしながら詳細な疲労管理基準を策定します。

日本は四半世紀にわたり操縦士の疲労管理基準の改正を行っておらず、機材や就航する路線など航空を取り巻く環境が大きく変化していることから、検討を進めています。また、グローバル化やアライアンス化が進み、運航のルールは可能な限り海外と整合性を図ることが望ましいとの考えがあり、2017年10月に開始された本邦航空会社の疲労管理制度への対応状況も考慮し、航空会社の協力を得ながら実際の運航便で操縦士の疲労について実態調査も行うことも視野に入っています。

開催場所は国土交通省4階の特別会議室で、時間は15時から17時です。なお、検討会の議事概要などは後日、国土交通省のウェブサイトに掲載される予定です。

期日: 2019/02/18
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